2010/01/17

Snow Leopard Server搭載Mac mini (6)




 Project Gunjouではプロジェクト管理用にredmine(+subversion)を使用しています。しかも、Leopard ServerのVMware Fusion上で。その辺の経緯はこちらを参照していただくとして、Google Appsの導入もあってホストマシン側のサービスがかなり少なくなってきたので、仮想マシンで動かしているサービスをホスト上にまとめてみる事にしました。

環境
  1. Snow Leopard Server (Mac mini)
  2. 1.の中にあるVMware Fusion上のLeopard Server (redmineとsubversionが動作中)

行った事
  1. Snow Leopard Serverでのsubversion環境構築
  2. Snow Leopard Serverでのredmine 0.8.7環境構築
  3. Leopard ServerからSnow Leopard Serverへのデータ移行
になります。移行よりも、構築がメインのような気がします。では、本題です。

1. Snow Leopard Serverでのsubversion環境構築

 これは正式ドキュメントを参考にしました。


他にも資料はありますが、Apacheと連携させると、Open Directoryで管理しているユーザーでアクセス出来る様になりますので、この方が安心だと思います。

2. Snow Leopard Serverでのredmine 0.8.7環境構築

 前者の資料はウチのものなのですが、役に立ちました。


subversionは前章で解説、ruby関連設定については既に適切なバージョンのものが入っているので設定不要でした。CentOSを使用する事も考えましたが、標準のrpmが少し古いみたいでSnow Leopard Serverの方が余計な事で悩まなくて済むという印象です。Leopard Serverからの差分ですが、

ruby mysqlのビルドで、64ビット版の設定が必要
# env ARCHFLAGS="-arch x86_64" gem install mysql -- --with-mysql-lib=/usr/bin/mysql_config
位でした。案外あっさり済む感じです。


後は、上図の様にwebフォルダを追加してapacheを再起動します。

3. Leopard ServerからSnow Leopard Serverへのデータ移行

 コマンドを少し叩いて終了です。

subversion
[Leopard] # svnadmin dump Repository_Path > dump_file.dump
[SnowLeopard] # svnadmin load Repository_Path <>

これをリポジトリの数だけ実施します。

redmine
[Leopard ] # mysqldump -u root -p -x --all-databases > dump_file.dump
[Snow Leopard] # mysql -u root -p <>

wikiに添付ファイルがある場合は、redmine内のfilesを全てコピーします。

これで、無事終わりです。redmine 0.9のリリースが控えているみたいですが、しばらく様子見しようと思います。

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