Project Gunjouではプロジェクト管理用にredmine(+subversion)を使用しています。しかも、Leopard ServerのVMware Fusion上で。その辺の経緯はこちらを参照していただくとして、Google Appsの導入もあってホストマシン側のサービスがかなり少なくなってきたので、仮想マシンで動かしているサービスをホスト上にまとめてみる事にしました。
環境
- Snow Leopard Server (Mac mini)
- 1.の中にあるVMware Fusion上のLeopard Server (redmineとsubversionが動作中)
行った事
- Snow Leopard Serverでのsubversion環境構築
- Snow Leopard Serverでのredmine 0.8.7環境構築
- Leopard ServerからSnow Leopard Serverへのデータ移行
になります。移行よりも、構築がメインのような気がします。では、本題です。
1. Snow Leopard Serverでのsubversion環境構築
これは正式ドキュメントを参考にしました。
他にも資料はありますが、Apacheと連携させると、Open Directoryで管理しているユーザーでアクセス出来る様になりますので、この方が安心だと思います。
2. Snow Leopard Serverでのredmine 0.8.7環境構築
前者の資料はウチのものなのですが、役に立ちました。
Project Gunjou - Redmine セットアップ
subversionは前章で解説、ruby関連設定については既に適切なバージョンのものが入っているので設定不要でした。CentOSを使用する事も考えましたが、標準のrpmが少し古いみたいでSnow Leopard Serverの方が余計な事で悩まなくて済むという印象です。Leopard Serverからの差分ですが、
ruby mysqlのビルドで、64ビット版の設定が必要# env ARCHFLAGS="-arch x86_64" gem install mysql -- --with-mysql-lib=/usr/bin/mysql_config
位でした。案外あっさり済む感じです。
後は、上図の様にwebフォルダを追加してapacheを再起動します。
3. Leopard ServerからSnow Leopard Serverへのデータ移行
コマンドを少し叩いて終了です。
subversion
[Leopard] # svnadmin dump Repository_Path > dump_file.dump
[SnowLeopard] # svnadmin load Repository_Path <>
これをリポジトリの数だけ実施します。
redmine
[Leopard ] # mysqldump -u root -p -x --all-databases > dump_file.dump
[Snow Leopard] # mysql -u root -p <>
wikiに添付ファイルがある場合は、redmine内のfilesを全てコピーします。
これで、無事終わりです。redmine 0.9のリリースが控えているみたいですが、しばらく様子見しようと思います。
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