2009/11/29

Qtで言語を作る (8)


 第7回の最後で、翻訳ファイルによって実行コマンドを変えられるんじゃないかとお話ししましたが、試しにやってみる事にしました。トップの画像は、前回の分に今回の分を追加(選択部分)したコードです。

  • cat なら mew と鳴く
  • neko なら nya- と鳴く

事を想定しています。翻訳ファイルを読み込む事で、cat と neko の区別が出来るので、この様に動作する筈です。尚、前者(catの場合)は下の図の様にtranslatorの部分をコメントアウトしてみました。

 結果ですが、翻訳ファイルを読み込まない場合は、 cat が mew と鳴きました。


で、翻訳ファイルを読み込んだ場合は、 neko が nya- と鳴きました。


素晴らしい。動作の変更をする事は出来ましたが、日本語で表示出来ていないのが残念です(- -;。

 日本語でも試してみたのですが、文字コードがどうも合わないみたいで、その分のコードが必要になりそうです。とは言うものの、国際化対応という目的ではなく、アプリケーション自体の挙動が変えられるので、これはこれで面白そうですね。



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